現場ファーストの弊害

このまえネットで見かけたこのフレーズなんですが、示唆に富んでて面白いですね。

「「現場の意見を一生懸命ヒアリングして、現場ファーストで作り上げたシステムは必ず『B級のシステム』になる」って上司に言われたときはカチンときたけど、今では、ただただ真実だと思うよ。」

ほんとにその通りだなと。

これは現場の人は基本的に自分の目の前にあることしか分からないので、俯瞰した視点と理想を描くプロセスが足りていないのでB級の域を出れないケースが多いということですね。


超ざっくりした例だと、現場はA→B→Cとやっている場合いかにA→B→Cを効率よくやるかという目線で考え生まれるのがB級システムで、実はA→CとBをスキップ出来るよねとか気づくのがA級。


自分的に最近思うのは、現場の上級マネジメントレイヤー(部長級や事業部長)はこのA→Cを考えることが仕事になるべき。A→B→Cの効率化はマネージャーや課長クラスが考えるべき課題だなと。


ちなみに現場を知らない上層部だけで考えたシステムはそもそも使い物にならないケースが多いのでB級とかレベル以前の話になるよねというのはよくあるお話。

おかむら@マーケター1.0

東京でマーケティングをしているおかむらのブログです。世界一のマーケターを目指して進化していきたいです。 Cyberagent (広告)-> Lenovo (ECマーケ) -> Lenovo (BtoBマーケ) ※発言・発信は個人のもので所属する企業には関係ありません

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