広報会議の4月号はそんなテーマらしく、
一部内容が紹介されていました。
まあ色々と紹介されていましたが、ちょうど今コトラーさんのBtoBブランディングを読んでいるので、自分が企業のブランドを創っていく立場になるなら何をするのかと今一度考えていたものを書いてみました。
まずは兎にも角にもそのブランド/企業として目指したい世界はなんなのか、なにをこの世界に提供していきたいのか、どういう存在でありたいのか、そこを考えるのが第一歩目で、そこからその存在を統一の世界観でビジュアル化していくために各種ブランドガイドラインや社員用のガイドラインが制定されていくんだろうなと。
そしてこれを主導していくのは確実に社長なんだろうなと。これはコトラーの著書でも言われてますが、企業のブランドを創っていく(社内外に浸透させていくことで創出されていく)のは社長以外に旗は振れないんですよね。
BtoBマーケの話は掘れば掘るほど、組織論になるなと思っているのですが、これは結局のところ粒度の話かなと。
BtoBにおいては製品毎/サービス毎のブランドではあまり完結させられず、会社単位になるため必然的にそのトップである社長や全社横断の話になる。
一方で各ブランドで話が完結する消費財とかはそのトップであるブランドマネージャーの話になってくる。
そして、どの企業であってもマーケティングというのは不可欠なものであるが、ことBtoBの世界においては社長や経営陣が本気で必要性を理解できている人材である可能性は低い。(シンプルにキャリアトラックという側面や、売上構造的と社内パワーバランス的に気付きにくいため、ここに興味を持ち突っ込んでいける存在になるのはシンプルに難易度が高い)
この辺にブレークスルーをもたらすことが出来たら色々と面白い事になると思うんですが、それには相当な手腕と必要な地位とサポートが必要だと思うなどしてます。
そうした駄文でした。
0コメント