TV広告の今後について。
色々と言われて久しいがコネクティッドTVが本格的に普及を開始する年になると予想してます。
ベムさんによれば現状のTV視聴率を支えているのは高齢者。10歳以上のTVCM到達量の約45%が60歳以上の男女に当たっているとのこと。
下記は記事内ベムさんの例えです。
「女子高生にリンゴを1個あげようとすると、お母さんに3つ、おばあさんに6つ、計10個のリンゴが要る」ことになります。
つまりレポートで平均フリークエンシーとして出されるが、実際はその平均で当たることはなくとても偏ったリーチになっているのがTVCMの今である。
さらに視聴数の問題として、団塊世代が後期高齢者になってきているので遠くないうちにこの60歳以上男女の数も減少していく。
さらにテレビ離れが加速しているので若者の流入も厳しい。
「視聴数としても全体的に減少していく」
「若年層への到達力がない」
「ターゲティングが出来ない」
これらは前から言われているがいよいよ深刻な問題として顕在化していくであろうとのこと。
そしてこのテレビの代替としてコンテンツプロバイダーのコネクティッドTVが台頭できるかどうかというのがポイントです。
つまりTVCMは民放からネットフリックスやアマプラ、YouTube等のCM枠がどこまでリーチを獲得できる存在になるのかがこれからのメディアにとって重要とのことです。
ではでは
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