ファストフード系CMに国民的俳優を起用する意味とは?

最近マクドナルドはCMにキムタクを起用し、なんだか今までと少し毛並みが違うなーと思っていたけど、なんと石原さとみがすき家のCMに出ている!

なんだか「良い違和感」を感じたのでちょっと考えてみる。

両者ともアサインしているのは国民的俳優、かつ「高嶺の花」的な少し庶民的なイメージは薄い俳優である。

そこに組み合わせたのはThe•庶民的フードの
「ハンバーガー」と「牛丼」。

もしこれが高級化粧品や、いけてるメンズが使うような商品だったり、アサインする俳優がモデル系美人だったりしたら多分違和感は生まれてないハズ。

前者なら「ハイハイ、いつものね」
後者なら「CM用に無理やりアサインしたんだろーなー、普段絶対食べないでしょ」
という感じになるが、今回の両社のCMは良い意味で「一周回ってあるかも?」と思えるような絶妙なアサインな気がする。

両社とも目指したいゴールは多分似ていて、
マクドナルドの場合は「引き続きハンバーガーの王道でいること」
すき家の場合は「王道になること」
→つまりは純粋想起における1番、トップオブマインドを取ること だと想定される。

あとはこのタイミングでCMやった背景には多分この宅配やテイクアウト需要下で「あのCMやってた⚫︎⚫︎にしよう」っていう差別化要因にならせるっていう理由もあると思うけど。
※ウーバーイーツとかだとどのブランドもだいたい横一列で表示されるからね

今後の動向に注目してみたいですね


おかむら@マーケター1.0

東京でマーケティングをしているおかむらのブログです。世界一のマーケターを目指して進化していきたいです。 Cyberagent (広告)-> Lenovo (ECマーケ) -> Lenovo (BtoBマーケ) ※発言・発信は個人のもので所属する企業には関係ありません

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